火遁の術(かとんのじゅつ)」―― 煙で相手をまどわせる忍者のひみつ
忍者大好き、葉隠キッズのみんな。こんばんはじゃ。
みんなは「火遁の術」って聞いたことがあるかな?
アニメなどで、忍者が「火をボンッ!」と出す場面を見たことがあるかもしれん。
でも、本物の忍者は、そういう派手な技ではなく、「煙」や「炎」を使って、こっそり逃げる技を使っていたんじゃ。
◆ 火遁の術ってなに?
火遁の術は、敵に見つからずに逃げたり、こっそり近づくための忍者のワザなんじゃ。
煙を使って相手の目をくらませたり、音を出してびっくりさせたりして、相手が気づかないうちにスッと姿を消すんじゃよ。
◆ 火遁の術のひみつ道具
① 煙幕(えんまく)の術
「煙幕」は、たくさんの煙を出して、敵の目を見えなくする技じゃ。
たとえば、火薬(かやく)や松脂(まつやに)という木のヤニを燃やして、もくもくと白い煙を出すんじゃ。
こんなふうに使っていたよ!
- 煙を出して、敵の目の前をまっしろにする
- 自分の足あとを隠す
- こっそり逃げるために使う
② 火を使ったおとり作戦
遠くの草や木に火をつけて、敵の注意をそちらに向けるんじゃ。
敵が火を消しに行っている間に、こっそり目的地へ向かうんじゃよ。
③ バクハツ音でビックリ作戦
火薬を使って、大きな音を「ドカーン!」と出して、敵をビックリさせる技もあるんじゃ。
音に驚いている間に、忍者はシュッと姿を消してしまうんじゃな。
◆ まとめ
火遁の術は、敵と戦うための技ではなく、「見つからずに逃げる」ための知恵だったんじゃ。
忍者は火や煙をうまく使って、敵をまどわせる「影の達人」だったんじゃよ!
これで、君も少し忍者に近づいたでござるな!
では、また会おう!